地形・地質を辿る 〜Record of the earth〜

ジョンが地質・地形を勉強しながら好きな自転車で地形を巡ったり、テニスや自然、その他の趣味などを節約(小遣い少ないだけ)しながらアップしていきます!自転車乗りの方、テニス好きな方、風景好きな方、仕事や子育てで忙しくても人生楽しみたい、楽しんでいる方、どうぞ宜しくお願いします😊

1人でも読んでほしい。災害(水害)に対しての心構え。

どうもジョンです😁

 

やっと梅雨入りしましたね。

 

ジョンの住んでいる地域のダムの貯水率が70%ほどになっているので恵の雨となりました✨

 

 

しかし、時には災害となって猛威を振るう事のある☔️

現在、鹿児島などでは豪雨が猛威を振るっています。

また去年の西日本豪雨も記憶に新しいと思いますが、気をつけるべき事は何なのか?

 

ジョンの浅い知識で浅ーく触れたいと思います。

 

 

 

目次

1.による災害とは?

2.災害から身を守るためには

3.まとめ 

 

では、どうぞ!

 

1.による災害とは?

 

 

はじめに、雨が降ると起こりうる水害(災害)についてです。

 

皆さんは雨と聞くとどんな災害を思い浮かべますか??

 

すぐ思いつくものを挙げたいと思います!

 

 

洪水

これは多分最初に上がりやすいものだと思います😮

単純に雨量が多くなると

川やダムが蓄えられる許容量を超えてしまい

ダムの決壊堤防の崩壊に繋がりますよね💦

 

 

土砂崩れ

これはなどの斜面で起こる急性のモノになります。 

 

山などの斜面に雨が降ると地面に浸透します

少しの雨なら蓄えられますので、

数日かけて、ゆっくりと地中を移動して

湧水(ゆうすい、わき水)となって地表に現れ、川の水などになります。

 

しかし、短時間の豪雨などでは、

地面が吸収する前に地表を流れます

そうなると地表水となり、低いほうへと流れ出します。

流れ出すと水だけではなく、土砂や木、

色々な物を一緒に押し流してしまいます

 

これがいわゆる表層崩壊と言われるものになります。

 

そして、長時間雨が降ると地中の中の水が一杯に(飽和している)なります

水で満ちた土壌は水に浮いた状態になるので(浮力で土砂が浮いて)崩れやすくなります。

その下に硬い岩盤などがある場合は

岩盤土砂境目を水が通ることとなるので、

上の部分(土砂部分)が滑り落ちるように斜面を流れてしまいます。

 

これを深層崩壊と呼びます。

 

簡単に説明しますと、

少し傾けたプラスチックの板の上に土をこんもりと盛ります。

そこにジョウロで水を流します

はじめは土が湿り出しますが、すぐに水が浸透していきます。吸収しきれなくなると

プラスチックと土の間からドバドバと流れ出します。

そして、土が耐えられる水量を超えると

土も一緒に流れ落ちていきます。

 

これと同じことが地中でも起こり、

少し深いところで起こると深層崩壊と呼びます。

山の表層は2mくらいだそうで、それ以上深いところが崩れることを深層崩壊と呼ぶそうです。

 

 

※ちなみにですが、

急傾斜地とされる場所の条件は知っていますか??

 

急傾斜とは、崖の高さが5m以上傾斜が30度以上の場所になります。

 

土砂災害防止法というものがあるのですが、

国が定めたもので、土砂災害による国民の被害を防ぐために、警戒区域を定めたり

危険な箇所での新しい建築などを抑制

現在も危険な箇所に住んでいる家屋などの移転促進などの対策を行うものです。

 

都道府県で危険区域を、

生命に危害が生じる恐れのある

警戒区域  イエローゾーン

著しく危害が生じる恐れのある

特別警戒区域  レッドゾーンを選定していますので、

ご自分のお住まいが区域であるのか

確認していない方は是非

ハザードマップを見て確認してみてください✨

 

災害時での最寄りの避難場所も記されています。

 

いざという時にすぐ動けるようにしましょう( ̄(工) ̄)✨

 

 

それでは次です。

 

・土石流

って聞いたことありますか?

崖崩れや土砂崩れなど、似たようなものか多くて混同してしまいますが、

こちらは山の谷など、山腹などから起こります。

 

大量の雨で崩れた斜面が渓流(川)に流れ込むと崩壊した土砂により川の堆積物など(岩や石、流木)が流水と共に急速に流れてくる災害です(ノД`)

 

その速度は時速40キロ〜50キロ以上となるそうで、

車と同じ速さで大量の土砂や流木が混ざったドロドロの水が襲ってきます。

 

谷の側面も削りながら流下してきて、土砂の量も増えて襲ってくるという恐ろしいものです。

 

日本では毎年台風や豪雨で民家や畑など

が被災しています。

 

土石流と似たようなものに鉄砲水というものがあります。

 

こちらも短時間で急速に襲ってくる災害となります。

 

谷などの水が流れているところで土砂崩れや、

山崩れが起こると、

土砂や流木により通り道が

塞がれ、水がドンドンと貯まります。

貯まった水が一気に溢れ出てきて土砂などと一緒に短時間で一気に襲ってくることを

鉄砲水と呼びます!

 

地辷りじすべり

 

また似たようなものが出てきましたね😅

 

こちらは土砂崩れと似ていて区別が付きにくいのですが、

短時間で起こる土砂崩れとは違い

ゆっくりと起こる災害となります。

(比較的早く発生する地すべりも中にはあります)

 

 

地中のある面(すべり面)を境にして

面の上にある土がゆっくりと動いていく現象です!

 

例えば地中に硬い岩盤や粘土層という

粒径の小さな土が積もった層があったりすると地下水の水位が上昇します。

 

この小さな土は一粒一粒がかなり小さく(指でつまんで擦っても粒が感じられないくらいのもの)土同士の間を水が通る隙間がありません

岩盤も岩なので水が通りにくいです。

これを不透水層と言います。

 

水位が上がってしまうと、単純に水の量が増えてしまいますので、水が通らない所より上の

土が水の浮力で浮きます。

 

浮いた面より上の土が硬い岩盤や粘土層の上を動いてしまうことで、地すべりとなります(ノД`)

 

広範囲になることもあるので山全体が動くような感じです。

 

 

と、雨で起こる災害はこのような感じです(^_^;)

 

 

 

2.災害から身を守るためには?

 

はい、こちらも知らないよりかは知っておいたほうが良いという位の感じで記載したいと思います😅

 

特に今まで関心がなかった人にお届けしたい

ので、小難しくせずに、サクッと行きたいです!

 

まず、何と言ってもこれ‼️

 

 

・危ないと思う所には極力近づかない!です。

 

『はっ?』と思うかもしれませんが、

これが1番大事です( ̄(工) ̄)!!

 

たいがいの事故など全てにおいてそうだと思います。

ワザワザ危なそうな所に行かない!

 

でもそれには、最低限の知識も必要だと思うので、やっぱり役所などが出している

災害のパンフレットなどは

是非目を通す事をオススメします!

 

そして、地域のハザードマップを見て、

自分の住んでいるところが警戒区域か、そうでないかを確認してください!

 

もし警戒区域だったのなら、

 

『どの程度の危険があるのか?』

『雨がどの位降ったら避難勧告が出るのか?』

 

をしっかり把握して、

いざという時に備えてください!

また避難場所も何ヶ所か押さえておくと良いと思います♪

 

 

特別警戒区域にもし住んでいるようなら

移住も考えに入れるべきだとジョンは思います。

 

命には替えられないですし、自力で避難出来ない人が暮らしているなら、心配だと思います。

 

しかし、人により色々事情があると思いますので役所などで相談してみるのもありなのかなと思います。

 

 

雨のよく降った後は雨が止んでも山や斜面などには近づかない

 

 

これはですね、降っている最中はモチロンですが、止んだ後も地下水位が上昇していたり、

雨で地盤が緩んでしまっていることがあります。

 

そうなると地中の弱くなったところが崩壊して、土砂崩れや地滑りになる危険もありますので注意してください。

 

山に行く時なども同様です。

土砂崩れや土石流などには注意してください。

 

土砂崩れや土石流の前兆として何点か

あげておきます。

 

・川の水が急に少なくなる。

これはですね、崩れた土砂などにより川がせき止められて水が流れなくなっているということです。雨が降っているのに

いつもより川の水が少ないと感じたら急いでその場を離れることをオススメします!

 

・川の水が濁る。

こちらは土砂崩れなどで水が濁ったり、流木などが混ざってきます。

その後にも注意しましょう、

 

・地響きや雷のような音、山鳴りがする。

岩のぶつかる音や立ち木のバキバキと割れる音です。土石流が迫ってきている音です。

 

・焦げた臭いがする。

石同士がぶつかって火花が出ているため臭いがします。こちらも土石流です。

 

・小石(転石)が落ちてくる。

地盤が弱くなっている可能性があります。

岩石などがおちてきたり、土砂崩れの危険があります。

 

わき水が急に増えたり、減ったりする。

水の通り道がせき止められているか、大きくなっています。土砂崩れ。

 

最後に地すべりの前兆も。

 

・地面にひび割れが起きていたり、壁やブロックなどにひび割れや押し出しがある。

地盤が動いていて(地すべりの変動か起きている)ひび割れやブロックなどが前に押しだされる。

 

・井戸や水面が濁る。

山頂などで崩れてその土砂で濁ります。

 

・斜面から水が噴き出す。

普段は流れない所に水が通ったり、

新しい水の通り道が出来ている。

弱い所があり、そこに水が流れる。

 

などです( ̄(工) ̄)!!

 

 

そして、もし最悪土石流などに遭遇してしまったら!!

 

斜面を一気に土砂混じりの水が大量に流れ混んできます!

 

斜面を下に逃げずに、直角に横に急いで逃げてください!!

 

車と同じで進行方向に逃げても間に合いません!

 

少しでも生存率を上げるために

横に避けて、土砂が流れてくる範囲から急いで逃げましょう

 

ジョンも咄嗟に行動出来るかわかりませんが、

異常を感じたら動く勇気や臆病さを持つように心掛けたいです。

 

 

3.まとめ

以上で雨による災害の話となります。

 

・危険な所に近付かない。

 

ハザードマップ等で自分の住んでいる所の危険度と避難場所等を把握しておく。

 

・少しでも知識を身につけて、いざという時に備える。

 

・災害は他人事ではないので、危機感を持つこと!

 

・大雨の日の後は雨が止んでいても近づかない

 

・早め早めに行動する

 

最後に、

・心配でしたら、自治体などが

地域ごとに開催している防災訓練や集まりなどに顔を出すことをオススメします。

何か困った時に顔見知りになれば相談もしやすいでしょうし、

地域ごとの独自の情報も集まると思います😁

 

都道府県で防災に力を入れているところでしたら、防災士の資格を取ることを援助している自治体もあるそうです。

防災士の方に助言して頂けると心強いと思います。

ぜひ、地域の集まりなどにも参加してみてください♪

 

 

ジョンの拙い知識をザックリまとめてみました。

 

このくらいでも頭の片隅で覚えておくと

いざという時に役立つかも??しれませんが

如何だったでしょうか?

 

 

少しでもこの記事がが皆さんの役に立てれば

幸いです✨

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました😊