地形・地質を辿る 〜Record of the earth〜

ジョンが地質・地形を勉強しながら好きな自転車で地形を巡ったり、テニスや自然、その他の趣味などを節約(小遣い少ないだけ)しながらアップしていきます!自転車乗りの方、テニス好きな方、風景好きな方、仕事や子育てで忙しくても人生楽しみたい、楽しんでいる方、どうぞ宜しくお願いします😊

地形のお話 扇状地‼️

どうもジョンです😁

 

今回は地形第2弾をお送りしたいと思います🎉

 

この前は山と川の出来方という事で下手ながらも記事にしましたが、今回は扇状地をまとめたいと思います♪

 

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1.扇状地って?

2.扇状地出来かた🗻

3.扇状地の特徴

4.まとめ 

 

それではスタート‼︎

 

1.扇状地って?

 

皆さん、扇状地と言われて、パッと思いつきますか(´⊙ω⊙`)?

 

学生の頃は地理で習いましたが、

忘れたよって方、多いと思います(^^)♪

 

扇状地というのは、山地にあるから平地に変わるところに出来る地形の1つです。

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写真はミカン畑です🍊

 

その名の通り地形図や地図で見ると

の形をしています(^_^)

等高線(同じ高さを線で結んでいる線)

も扇の形です。

 

学生の方も代表的な地形なので、

ぜひ覚えておいて下さい♪

 

2.扇状地の出来かた

 

では、扇状地はどうやって出来た地形でしょうか?

 

良く似ている三角州もありますよね?

 

扇状地は先ほども言いましたが、

山地から平地へと変わる所に出来やすいです。

 

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はい、これがジョンの描いた扇状地です(笑)

かなり簡略して描いてますので、

参考程度に(゚∀゚)

 

 

1,勾配があるから流水(川)が流れています。

山地の出口から平野に変わると勾配が緩くなります

 

2,平地に変わり、勾配が緩くなると

谷からの流水の勢いが弱くなります。

 

その時に流水と一緒に流されている

土砂(土や石など)を流す力(掃流)が弱くなるので、

を出た所に土砂が溜まっていきます。

 

3.そして、また谷からの水が流れてきますが、最初に重たい大きめの石が堆積します。

次に中ぐらいの石が堆積し

最後は細かな石や砂のみが流されていきます。

 

水は高い所から低い所に流れますので、土砂が溜まっていないところ、

低い方低い方へと蛇行しながら広がっていきます。

これを繰り返す事で段々と扇の形に広がって扇状地が出来ていきます😊

 

とこんな感じなんですが、ジョンの説明が

かなり下手です笑( ̄(工) ̄)

 

3.扇状地の特徴

 

では、扇状地の特徴をジョンでも分かるように

説明していきたいと思うから、みんなも

良く聞くように( ̄(工) ̄)‼️

 

まず、扇状地は場所により3つに分かれて呼ばれます。

 

扇頂扇央扇端

といいます。

 

難しく考えずに扇状地上・中・下の部分と覚えておいたら良いです(笑)

でも、呼び方は覚えて下さい!

 

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少し絵がレベルアップしましたね✨

谷の両側が山です⛰

 

まず、扇頂‼️

 

扇頂は扇状地の方です。

最初に堆積する大きめの石が多いところです。

大きめの石が多いということで、石同士の隙間が大きく、水はけがかなり良いです♪

 

そして谷からも近いところなのでも比較的得やすいのも特徴です(´⊙ω⊙`)

 

続いて、扇央‼️

 

扇状地中央部分です。

ここでは、大から中位の大きさの土砂が堆積しています。

ですが、先ほど扇頂は水はけが良いと言いましたよね?ここ扇央も水が地下に潜り易いです。

なので、扇頂扇央で水は地中に浸透していて、扇央には水がないことが多いようです(´⊙ω⊙`)

 

この地中に潜った河川のことを伏流ふくりゅう

と呼びます。

ですので、扇央をパッと見ると、

川が無いように見えますが、

実は地下水となって地面の深い所を水が流れています♪

こういう水が無く枯れている川を水無川

みずなしがわと言います。

普段は水が地下を通っていて、

雨などで水量が増えると地表に現れます。

 

この扇央は水はけが良いのでとして

利用される事が多いです。

栽培されているのは🍊🍎🍇🍑などです(´⊙ω⊙`)✨

 

ですので扇状地サイクリング🚴‍♂️

ドライブ🚘する時は

走って素通りは勿体ない( ̄(工) ̄)!!

折角なのでこの扇央で作られている果物

なども楽しむ事をジョンは強くオススメします( ̄(工) ̄)✨

 

地元農家にも是非貢献しましょう👨‍🌾

 

地域によってはワインの美味しい所もあると思います♪

 

飲酒運転は絶対ダメですよ🙅‍♂️

 

 

最後に扇端‼️

 

この扇端細かな石や砂が体積している所です。

そして扇央で地下に潜った河川が泉などで

湧き出た水として再び地上に出てきます。

 

これは扇端に積もっている土砂が細かく、

(細砂さいしゃ、シルト、粘土やコロイド

などと言いますがまたの機会にします♪)

水を通しにくい場所のため湧き出てくるためです。

 

河川が再び現れる所なので、が豊富です✨

ですので集落が出来やすかったり、

田んぼ(水田と言う方が良いですね😅)として利用されています!

 

と、扇頂〜端をザックリ説明しましたが

分かりましたでしょうか(´⊙ω⊙`)?

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扇央の伏流の絵は極端に描きましたので、

実際はこの様ではないかもしれませんが、イメージ的にこんな感じだと分かり易いと思います(笑)(´⊙ω⊙`)

扇頂にも、民家があったり無かったりです。

扇央にもし家があれば深井戸などを掘っている

かもしれません。

比較的新しい家の可能性が高いですね。

 

 

そして、扇状地では、平地より河床が高くなる

天井川というものができる事があります!

地形図判読などのテストに出るかも?

 

これは、川底に土砂が堆積して

川底が高くなります。

 

川底が高くなると、反乱する恐れがあるので

今の堤防より高い堤防を両岸に作ります。

そしてまた、月日が経過すると川の底が高くなります。

 

川底が高くなるので、

今の堤防より更に高いモノを作ります。

 

こうして繰り返すことで、平地より河床の方が高くなってしまった川の事を天井川と呼びます。

 

文書では分かりにくいため、

図で見てください😁

 

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天井川は道路と交わる所では

トンネルになっている所が多いですね。

平地のほうが低いので(゚∀゚)

 

もし、近年の豪雨などで、川が氾濫した場合は、平地の方が低い場所になるので

怖いですね💦

 

家などを建てる際は地形条件も考慮して

土地を探すことも大事だと思います( ̄(工) ̄)

大切な家族が住む場所ですし。

 

昔からある集落や町などは

長年の経験から安全な土地に住んでいることが

多いですが、

(自然堤防と呼ばれる天然の高台?や神社など神様が祀られている所など古い建物が残っている場所は比較的安全な所です。

災害があった後に、鎮めるために水神様

などが祀っている所もあるので、全てではないそうですが。

 

現在では土地が無く、

人が住んでいなかった場所を開発しているため、

人災的な災害も多くなってきており、問題になっています💦

 

西日本などの土砂災害なども記憶に新しいですよね。

 

皆さんも地形を勉強して、

少しでも身を守る知識

ジョンと一緒に付けていきましょう(゚∀゚)b

 

話がズレましたが扇状地は以上となります😁

 

本当は自転車で近所の扇状地の風景や

天井川の写真も載せたかったのですが、天気が悪かったり、時間があまり無かったりで行けませんでした。

 

チーン( ̄(工) ̄)🌀

 

つまらない記事かもしれませんが、

最後まで読んでくださった方ありがとうございます😊✨